失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する mobiダウンロード
失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する
strong>本, 中尾 政之
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によって 中尾 政之
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メディア掲載レビューほか 失敗百選 東京大学大学院の工学教授である著者は“失敗のしくみ”に着目し、それらのパターン化を試みた。タイタニック号の沈没やチェルノブイリ原子力発電所の爆発、まだ記憶に新しい米国の9.11テロ事件などの歴史的事件・事故から、国内で相次いでいる企業の不祥事に至るまで、200近い事例を徹底的に精査してその教訓を整理していく。 失敗を分類していくと41のパターンに集約できると言う。我々が犯しがちな日常生活の失敗も、そのいずれかに当てはまるはずだと説く。こうした失敗を招くのは、ポツポツと発生する似たような小さなミスの連鎖であり、それを看過した体制にあると指摘。ミスには装置の「疲労破壊」「腐食」など、エンジニアが関わる技術的なものが多いが、「コミュニケーション不足」「倫理問題」などの組織的原因もあるとして、それぞれ実例を挙げる。 例えば2000年に起きたコンコルド墜落事件のケースなら、「別の普通旅客機の金属片落下」「それによるコンコルドのパンク」「タイヤ破片による燃料タンクの損傷」などと、因果関係をシナリオ形式で整理してから解析を行う。企業経営者に対しては、文書化できない暗黙知を持つ人材の安易な入れ替えが失敗の一因になり得ると警鐘を鳴らす。 (日経ビジネス 2006/02/13 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.) -- 日経BP企画 内容紹介 『旅客機「コンコルド」の墜落と,歩いている人が空き缶やバナナの皮ですべってころぶことは同じ原因の失敗だった! 』 本書は,すべての失敗が41の原因から起こることを示します.このたった41の項目を頭にきちんと入れれば,過去の失敗をくりかえさずにすむのです. そして,ケーススタディとして,どこかで聞いたことのある有名な失敗(タイタニック号の沈没,歌舞伎町雑居ビル火災,ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊,チェルノブイリ原発の爆発,信楽高原鉄道の正面衝突,地下鉄サリン事件,など全178事例)をとりあげ,その失敗のシナリオをときあかします. まずは本書を手にとり,開いたページのどこからでも読んでみてください. 出版社からのコメント 日本の国力の低下が心配されるなか、尼崎の脱線事故など、多くの死傷者を生むような悲惨な事故はあとを絶たずマスコミをにぎわせ、ますます増加の傾向にあるかのように思われる.世界に誇った日本の技術力は、衰退してしまったのだろうか? そういった状況のなか、「人は誰でも失敗する」とあきらめず、失敗をくりかえさないための新しい学問として失敗学が生まれたわけだが、これまでの失敗学(畑村先生の「失敗学のすすめ」など)は、啓蒙的であり、実践的ではなかった.本書は、より実践的で役に立つ失敗学を目指す. まず、すべての失敗が41の原因から起こることを示し、このたった41の項目を理解すれば、過去の失敗を無駄にせず、未来のために活用できるということを解説する. たくさんの図(すべて手作り)が入っており、理解しやすく、すらすら読める. 著者は、毒舌でユーモアがある人で、その性格は文章にも表れており、工学系の学者とは思えないほど読みやすい文章を書く. 内容(「BOOK」データベースより) たとえば、旅客機「コンコルド」の墜落と、歩いている人が空き缶やバナナの皮ですべってころぶことは、同じ原因の失敗です。これらが同じであることを納得していただくために、まず、すべての失敗が41の原因から起こることを示します。このたったの41の項目を頭にきちんと入れれば、過去の失敗をくりかえさずにすむのです。そして、ケーススタディとして、どこかで聞いたことのある有名な失敗(タイタニック号の沈没、歌舞伎町雑居ビル火災、ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊、チェルノブイリ原発の爆発、信楽高原鉄道の正面衝突、地下鉄サリン事件、など全178事例)をとりあげ、その失敗のシナリオをきちんとあかします。 抜粋 「人は誰でも失敗をする」は真実である.しかし、その失敗の内容を咀嚼すれば、実はどこかで聞いたような失敗だったことに気付く.つまり「人は誰でも同じような失敗をする」が正しい. 親はいつも「道を飛び出したら危ない」と子供を注意する.上司は「今はあの時の景気の潮目と似ている」と部下に警告する.なぜならば、注意する自分も同じような失敗をしたからである.それならば、その「同じような」「あの時と似ている」という失敗を列記して分類できないだろうか.分類された失敗群を暗記できれば、失敗予知能力が高まるはずである. 筆者は、機械のエンジニアに関係する事故や事件を200例近く集めて、分類してみた.すると、41個に分類できることがわかった.新しい事故や事件も発生するたびに調べてみると、確かに同じ41個に含まれていた. (中略) この41個の分類はエンジニアに関するものだが、日常生活を振り返ると、それに近い失敗を実際に引き起こしていることがわかる.図A.1は筆者の回りの日常生活の失敗と、最近の大事故との類似性を示している. 図(a)は、書類を抱えた学生が、廊下に転がっていたジュース缶を踏んで滑って転ぶ事故であるが、これはコンコルドの墜落(2000、第II部で記載の事象16.1)に似ている.コンコルドは、直前に離陸したDC-10が落としていた金属片を滑走路で踏んづけて、タイヤが破裂し、その破片が翼の燃料タンクを貫通し、その穴から燃料が漏れて引火し、最終的には墜落し113名が死亡した.つまり、コンコルドの責にあらず、"もらい事故"である.転んだ学生も同じで、落ちていたジュース缶が悪い.工場では通路に白線を引き、「その内側には段ボールや仕掛品を置くな」と指導している.この時、現場の主任は置いた部下を頭ごなしに怒るのではなく、「通路にモノを落とすとコンコルドだった落ちるンだぞ」と注意すると部下はナルホドと思う. 著者について 東京大学大学院工学系研究科教授.「失敗学のすすめ」(講談社)などで有名な畑村洋太郎の直弟子で、失敗学創設グループのメインメンバー.著書多数(「公理的設計」森北出版、「設計のナレッジマネジメント」日刊工業新聞社、「創造設計学」丸善、「機械創造学」丸善、など).著者は、工学系の学者とは思えないほど、くだけた読みやすい文章を書く. 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中尾/政之 1983年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻修士課程修了。日立金属(株)入社。1989年HMT Technology Corp.に出向。1991年東京大学で博士(工学)を取得。1992年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻助教授。2001年東京大学大学院工学系研究科総合研究機構教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測するに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
軍事やビジネスの失敗から学ぼうという趣旨の本は多くありますが、『失敗百選――41の原因から未来の失敗を予測する』(中尾政之著、森北出版)は、その科学性、徹底性、網羅性において他書とは一線を画しています。著者は、タイタニック号の沈没、歌舞伎町雑居ビル火災、ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊、チェルノブイリ原発の爆発、信楽高原鉄道の正面衝突、地下鉄サリン事件など、古今東西の失敗・事故・事件の178事例を徹底解剖し、全ての事例の原因が41種に分類できることを発見したのです。「(著者が提唱する)『ナレッジマネジメントを会得した』『失敗百選を暗記した』『ハイテク装置を設置した』とすべてを実施しても、失敗は減らないこともある。すなわち最後に『使命感』という味付けが不可欠である。それがないと、真面目にやれと怒鳴りたくなるような事故が発生する」という著者の指摘が、心に沁みます。本書は、失敗学の一つの極点を示しています。
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